リバプールのユルゲン・クロップ監督がマンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーが起こした泥酔騒動についてコメントをした。17日、英紙『ガーディアン』が伝えている。

　ロシアW杯欧州予選でスコットランドに勝利を犯した翌日、代表チームの宿泊するホテルのバーで飲み、ホテルで開かれていた一般客の結婚パーティーに招かれ参加したが、そこでの様子は「酷い様相だった」などとの証言が写真とともに伝えられ、批判を受けていた。

　その後、ルーニーは「不適切なイメージであった」と選手やガレス・サウスゲート暫定監督になどにも謝罪を行った。

　この件に関してクロップ監督は「我々が愛し、尊敬するレジェンドたちは悪魔のように酒を飲み、狂ったようにタバコを吸っていた。彼らは素晴らしい選手だった」とルーニーを擁護。「多くの金を愛する仕事から得ているが、我々だって人間だ。時々は結婚式や誕生日に招待される。そしてプロとしての役割を果たす」

「今の時代は最もプロフェッショナルな時代」と語るクロップ監督であるが、自身もチームのクリスマスパーティーを開き、選手たちのグラスをいっぱいにしているとのこと。「それはタイミングだ。間違った時間、間違った場所で行うのはプロではない」と」と公私の区別をしっかりとつけることが重要であるという認識を示した。
　
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