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「Cロナとの友人関係はハメスにとって有害」。コロンビアのレジェンドが苦言

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス、クリスティアーノ・ロナウド
ハメス・ロドリゲスとクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 元コロンビア代表のファウスティーノ・アスプリージャ氏は、レアル・マドリーに所属する同国代表MFハメス・ロドリゲスにとって、チームメートのFWクリスティアーノ・ロナウドとの友人関係は悪影響をもたらすものだと主張している。17日に米メディア『ESPNデポルテス』に語った。

 アスプリージャ氏は驚異的な身体能力を武器に1990年代のコロンビアを牽引した名ストライカー。現地時間15日に行われたロシアW杯南米予選の試合でコロンビアがアルゼンチンに0-3の敗戦を喫したあと、ハメスがこの試合で見せていた振る舞いに苦言を呈している。

 アスプリージャ氏が問題としているのは、ハメスが望み通りのパスを受けられなかった際にチームメートに対して不満を表していたことだ。そして、それは現在のマドリーでのチームメートに影響されたものだとの見解を述べている。「クリスティアーノ・ロナウドとの友人関係が彼に悪影響を及ぼしている。今の彼が見せているジェスチャーは、ロナウドがボールを受けられない時に見せるものと同じだ」と語った。

 そういった振る舞いが、代表でのチームメートたちとの関係を損なう可能性があるとアスプリージャ氏は懸念している。「誰であれ、チームメートと意見が合わないことはある。だがパスが来なかったからといってああいったジェスチャーをするのは、選手の行為としては最も醜いものだ。クリスティアーノ・ロナウドは毎週やっていることだ」

 マドリーでは”10番”を背負いながらも出場機会が減少し、ハメスは苦しい状況にある。他クラブへの移籍の可能性も盛んに取り沙汰されているが、アスプリージャ氏は出場機会とは別の理由でもハメスが移籍すべきだと考えているかもしれない。

【了】

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