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イングランド代表、暫定監督続投の上でジェラード&ランパード”入閣”も検討?

text by 編集部 photo by Getty Images

スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード
スティーブン・ジェラードとフランク・ランパード【写真:Getty Images】

 イングランドサッカー協会(FA)は、代表チームの中心選手として長年プレーしてきたMFスティーブン・ジェラードとMFフランク・ランパードの2人をイングランド代表の新体制に”入閣”させることを検討しているのだという。19日付の英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。

 ジェラードとランパードの2人は、ともにメジャーリーグサッカー(MLS)で今シーズンを戦い終え、今後の去就が注目されている。他クラブへ移籍して現役を続行するのか、引退して指導者としての道を歩み始めるのか、様々な憶測が伝えられているところだ。

 イングランド代表はガレス・サウスゲート暫定監督が指揮を執ることが予定されていた年内の試合日程を終え、正式監督の選定作業に入る。現時点ではサウスゲート暫定監督が唯一の正式監督候補であり、21日には就任に向けた面談が予定されているという。

 そのままサウスゲート氏の正式監督就任が決定したとすれば、FAはジェラードとランパードをスタッフとして招き入れることを検討しているのではないかと伝えられている。ともに代表100キャップ以上を記録してきた歴戦の勇士に、コーチングスタッフと選手たちの橋渡しとなることが期待されている模様だ。

 キャプテンのウェイン・ルーニーが代表チームのホテルで泥酔して醜態を晒したことが報じられるなど、代表選手の規律問題が大きくクローズアップされていることも、選手たちのまとめ役が必要だとFAが考える一因になっているのではないかとみられている。

【了】

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