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香川真司は「先発を取りにいく」。最激戦区のドルト中盤、CLレギア戦でチャンス到来か

実質的な消化試合のCLレギア戦。香川にも「チャンスの可能性」

香川
CLレギア戦で先発出場の「チャンスの可能性」がある香川真司【写真:Getty Images】

 チャンス到来か。2016年11月22日のチャンピオンズリーグ(CL)グループF第5戦、ボルシア・ドルトムントはホームにレギア・ワルシャワを迎える。既にドルトムントは決勝トーナメント進出が決定した。4戦を終えて3勝1分の勝ち点10。グループの首位に立っている。

 もちろん残り2戦の結果次第では、レアル・マドリーに首位の座を明け渡す可能性もある。しかし1位通過であれ2位通過であれ、CLのベスト16に簡単な相手は待ち構えていない。グループ最下位のレギアにはアウェイで6-0と大勝している。

 レギアの力関係も含めて、この第5戦でガムシャラに勝ち点3を掴みに行く必要はなさそうだ。『キッカー』紙は「監督トーマス・トゥヘルは完全にリラックスして火曜の夜にCLレギア・ワルシャワ戦を迎えることができる」と報じている。

 もっとも、「リラックスして」レギア戦に臨めるのはトゥヘルだけかもしれない。19日に1-0で撃墜して、王者バイエルンを首位から陥落させたメンバーであっても、レギュラーの座を保障された選手はいない。

 エースのオーバメヤンでもチームの規律を乱せばベンチ外になる。ましてやピッチ上のパフォーマンスが悪ければ、なおのことだ。

 『キッカー』紙は「マルコ・ロイスにとってチャンスの可能性となり得る」と記した。実質的に消化試合のレギア戦は、長期離脱していたロイスを試す絶好の機会だ。またバイエルン戦ではメンバー入りしなかったゲレイロとローデも戦列に復帰する予定になっている。

 バイエルン戦には出場しなかった選手を中心に、トゥヘルは「リラックスして」ローテーションを組んでくるだろう。そういった意味では、香川真司にも「チャンスの可能性」はある。

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