リバプールのジョーダン・ヘンダーソン【写真:Getty Images】
プレミアリーグの第13節が現地時間26日~27日にかけて開催され、その中から印象的なパフォーマンスを見せた選手の中からベストイレブンを選出した。
GK:ダレン・ランドルフ(ウェスト・ハム)
DF:ミハイル・アントニオ(ウェスト・ハム)
DF:ジョエル・マティップ(リバプール)
DF:ブルーノ・マルティンス・インディ(ストーク)
DF:ジェームズ・ミルナー(リバプール)
MF:ビクター・モーゼス(チェルシー)
MF:ジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)
MF:レロイ・フェル(スウォンジー)
MF:ギルフィー・シグルズソン(スウォンジー)
FW:アレクシス・サンチェス(アーセナル)
FW:フェルナンド・ジョレンテ(スウォンジー)
監督:アントニオ・コンテ(チェルシー)
マンチェスター・ユナイテッドはホームにウェスト・ハムを迎えたが、再三に渡ってファインセーブを見せたランドルフを前にまたも勝ち点3を逃した。今季は控えという立場でシーズンをスタートさせ、前節からゴールマウスを守っているランドルフは、自身が正守護神に相応しいことを証明してみせた。
リバプールは前節のサウサンプトン戦で引き分けたことによって連勝が4でストップしたものの、今節ではサンダーランドに快勝して再び勝ち点を積み上げた。中でもキャプテンのヘンダーソンは素晴らしいプレーを見せた。91%のパス成功率に5度のチャンス演出、守備でも体を張って勝利に導いている。
スウォンジーはクリスタルパレス相手に劇的な勝利を収め、最下位を脱出した。先制点を奪われながらもシグルズソンの直接FKとフェルの2ゴールで逆転に成功。その後は10分間で3ゴールを決められるが、ジョレンテがアディショナルタイムに2発を叩き込んだ。計9ゴールが乱れ飛ぶ乱打戦は、ホームのスウォンジーに軍配が上がっている。
3-4-3にシステムを変更してから17得点0失点で6連勝と圧倒的な強さを見せていたチェルシーは、トッテナムとのロンドンダービーに挑んだ。クリスティアン・エリクセンに豪快なミドルシュートを決められるが、ペドロ・ロドリゲスのゴールで同点に追いつくと、モーゼスが値千金の決勝点を決めた。
これまではチェルシーで戦力外が続いていたモーゼスも、ウイングバックのポジションで爆発的な運動量とスピードで欠かせない存在となった。無失点記録は途絶えてしまったが、コンテ監督は苦しい展開でも勝ち切る“勝者のメンタリティ”をチームに植えつけ、チェルシーは首位を維持している。