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不遇のハメス、リーガでは低調も、移籍市場では大人気

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 出場機会に恵まれず、不遇の時を過ごす、レアル・マドリーのMFハメス・ロドリゲスだが、移籍市場では相変わらずの人気ぶりだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 先日のヒホン戦で、66日ぶりにリーグ戦で先発出場のチャンスを得たハメスだったが、見せ場を作れずに71+分でベンチに退いた。ジネディーヌ・ジダン監督の評価を得られず、苦しい状況が続くハメスだが、移籍市場では人気銘柄のようだ。

 英国紙『ザ・サンデー・エキスプレス』は、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督がハメス獲得に関心を持っており、次の1月での獲得に意欲的ということだ。同様にチェルシーもハメス獲得に動くと報じている。

 また、イタリア紙『トゥット・スポルト』はインテルが来年夏に大補強を行うとし、ハメス、パリ・サンジェルマンのマルコ・ヴェッラッティの獲得を画策していると報じている。

 しかし、『ムンド・デポルティーボ』紙では、マドリーがハメスの売却に乗り気でないと指摘。未成年選手の移籍に関するFIFAからのペナルティで補強が禁止される可能性があること、そしてガレス・ベイルが長期離脱を余儀なくされてしまったことがその理由のようだ。

 冬の移籍市場のオープンまであとひと月あまり。マドリーと他クラブの思惑が絡み合う中で、残留か移籍か、残された短い時間の中、ハメスの周囲に劇的な変化は訪れるのだろうか。

【了】

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