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武藤、EL最終節での復帰は回避か。「まだ早すぎる」とマインツ監督

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 負傷からの復帰に近づいているマインツ所属の日本代表FW武藤嘉紀だが、現地時間8日に行われるヨーロッパリーグ(EL)のガバラ戦ではなく、週末のリーグ戦で復帰することになるかもしれない。7日付の独紙『ビルト』が監督のコメントを伝えている。

 武藤は9月29日に行われたガバラとの一度目の対戦で負傷。この試合で先制ゴールを奪う活躍を見せたものの、右膝を痛めて途中交代となり、その後2ヶ月以上の離脱を強いられてきた。

 今週にはチームの全体練習に復帰しており、ガバラ戦で復帰できるのではないかという見通しも伝えられていた。すでにマインツはELグループステージ敗退が決まったこともあり、離脱していた選手に久々の出場チャンスを与えるには良い機会という見通しもあった。

 だがマルティン・シュミット監督は「ベストイレブンで臨む。テストはしない」とコメント。負傷明けの武藤については、「この試合は彼には早すぎる。(復帰は)日曜日のグラッドバッハでの試合かもしれない」と起用に慎重な姿勢を見せている。

 ガバラ戦に続いて、マインツは11日に行われるブンデスリーガ第14節でボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)と対戦する。武藤はその試合で復帰を果たすことになるのだろうか。

【了】

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