マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ウェイン・ルーニーらの攻撃陣に対し、今以上にゴールを決めることを要求している。9日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが同監督のコメントを伝えた。

　今シーズンから就任したモウリーニョ監督のもとで不安定なシーズンを過ごしてきたユナイテッドだが、ここ7試合の公式戦は4勝3分けと無敗が続いている。FWズラタン・イブラヒモビッチはその7試合で7得点と順調にゴールを重ねているが、その他の選手たちの得点力には指揮官は満足していないようだ。

　ルーニーについては、近年は中盤で起用されるケースも出てきたものの、「私のチームでは彼は攻撃の選手だ」とモウリーニョ監督は主張。「攻撃の選手として、普通なら彼はもっとゴールを決めてくれる。我々は彼にもっとゴールを期待している」と得点力の向上を要求している。

　だが、モウリーニョ監督がゴール増加を要求する相手はルーニーだけではない。「ズラタンだけは別かもしれないが、彼はメインの点取り屋であり、より多くのゴールを決めるのが普通だ。だが攻撃陣の他の選手たち全員には、もっとゴールを決めてほしいと思っている」

　今季プレミアリーグでは開幕戦での1ゴールのみ、それ以外ではヨーロッパリーグで2得点を記録するにとどまっているルーニー。ユナイテッドのエースストライカーとしてゴールを量産していた数年前のような得点力を取り戻すことはできるだろうか。

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