ジェイミー・ヴァーディー【写真:Getty Images】
レスター・シティのFWジェイミー・ヴァーディーは、ゴールが決まらなかったときも周囲の声を気にしていなかったようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
昨シーズン、レスターのプレミアリーグ制覇に大きく貢献したエースは、苦しいシーズンを送っている。9月10日のリバプール戦を最後にゴールが止まった同選手に対する非難の声は多く、先月は元イングランド代表のマイケル・オーウェン氏が「天性のストライカーではない」と述べていた。
それでもヴァーディーは、現地時間10日に行われたマンチェスター・シティ戦でハットトリックを達成し、復活を予感させている。
オーウェン氏らの批判についてヴァーディーは、「僕は聞いていない。彼は自分が思ったとおりのことを言える。誰だって、自分の意見を口にする権利があるんだ。僕はそういったものを読むつもりはない。僕はしっかり練習に励み、期待を持って試合に臨むだけだね」とコメントした。
ヴァーディーは、レスターが昨シーズンの力を失っていないと信じている。「僕たちは結果を出していないし、平均以下のパフォーマンスだ。ただ、内心は自分たちがまだ昨シーズンのチームだと分かっていた」と語り、「土曜日の試合(シティ戦)のパフォーマンスでは、それを取り戻すことができた」と、手応えを感じている様子だ。
レスターのエースは、「昨シーズンのことで、期待はより大きくなった。それでもシティ戦で僕たちが何をできるかをしっかり示せたはずだ」とも語っており、これからの挽回を誓っている。
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