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Jリーグ 7年前

讃岐、3年目のJ2も苦戦。得点は昨季越えも失点が倍増し残留争い【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ2も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、19位でJ2残留を果たしたカマタマーレ讃岐を振返る。

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

J2で3年目のシーズン。昨年を下回るもなんとか残留

讃岐
カマタマーレ讃岐【写真:Getty Images】

 J2に昇格して3シーズン目となる今季、水戸ホーリーホックで9ゴール記録していた馬場賢治を補強し、レンタル加入中だった仲間隼斗を完全移籍で獲得。またシーズン途中に渡邉大剛も補強した。

 主力の沼田圭悟が大宮アルディージャに移籍してしまったが、課題の得点力不足を解消すべく着実に攻撃陣の補強を行っている。

 開幕戦となった横浜FC戦を1-0の勝利で終えると、続く東京ヴェルディ戦にも勝利して2連勝。V・ファーレン長崎戦の引き分けを挟んでザスパクサツ群馬戦にも勝利した。好調なスタートを切ったが、6月の京都サンガ戦から4連敗、8月の群馬戦から3連敗するなど、シーズン終盤に向けて順位を落としていった。

 最終的に10勝13分19敗の19位に終わり、昨季の16位を下回る結果で終わっている。残留争いにも巻き込まれたが、なんとかJ2にとどまることができた。

 ギラヴァンツ北九州から原一樹の獲得には成功したが、来季に向けてもう一度守備の見直しを行い、今度こそ上位を目指したいところだ。

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