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「ユーロ以降、子供がCロナの名を口にしない」。敗れた仏代表MFが秘話語る

text by 編集部 photo by Getty Images

ディミトリ・パイエ
ウェスト・ハムのディミトリ・パイエ【写真:Getty Images】

 今夏の自国開催のユーロでは失意の準優勝に終わったフランス。ウェスト・ハムでプレーする同国代表の主力MFディミトリ・パイエのファミリーはいまだにその余韻を引きずっているようだ。19日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 パイエはインタビューで、自身の家族について話す中で「私には子供がいるが、彼らがサッカー選手に対してのイメージを持っていることを私は理解している。私は彼らの目の中にある、そうした思いを感じることができる。彼らはサッカー選手が好きであり、そのプレーや、発言、ゴールパフォーマンスを真似しようとするのだ」と子供たちの様子を述べる。

 そして、「彼らはクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシのことが好きなんだ。でも、あのユーロ以降、彼らはロナウドの名前を口にすることを禁じているようなんだ」というエピソードを明かしている。

 パイエといえば、ユーロ決勝でロナウドを負傷退場させてしまった張本人だ。そうした自分の父親との因縁か、それとも父親のチームを失意の準優勝に追いやったということなのか、ロナウドの名を口にしない理由は定かではないが、子供なりに思うところがあるのだろうと想像すると、何とも微笑ましいエピソードに思えてしまう。

【了】

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