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ビルバオの21歳CB、精巣がんと診断。来週には手術とクラブが発表

text by 編集部 photo by Getty Images

イェライ・アルバレス
アスレティック・ビルバオのイエライ・アルバレス【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラのアスレティック・ビルバオは現地時間23日に開いた会見で、DFイエライ・アルバレスが 精巣の悪性腫瘍と診断されたことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 イエライは21歳のセンターバックで、ビルバオの下部組織出身。今シーズンからトップチームに昇格し、リーガ1部デビューを飾った。レギュラーポジションを確保し、ここまでリーガで10試合に出場している。

 発表によれば、イエライは27日に手術を予定しているとのことだ。現時点では治癒や復帰の見通しは未定だが、クラブドクターは「第一印象としてはある程度楽観視することができる。彼の状態は良好だ」と述べている。

 会見に出席したホス・ウルティア会長は、イエライの様子について「彼は強く、落ちついている。これほどの難しい状況にも成熟した様子を見せている」とコメント。「彼も我々も楽観視している。彼を一人にすることはない」とサポートの姿勢を強調した。

 サッカー界では過去に元アルゼンチン代表MFホナス・グティエレスや元スペイン代表GKフランシスコ・モリーナなどが精巣がんを克服し、プレーに復帰している。イエライも早期回復が願われるところだ。

【了】

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