チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、FWミチ・バチュアイが厳しい状況にあると認めた。ただし、将来性に期待していることは確かで、現地時間26日に行われるボーンマス戦で起用するつもりのようだ。英紙『ガーディアン』が伝えている。

　ベルギー代表のバチュアイは、今年夏にマルセイユからチェルシーに移籍した23歳のアタッカー。しかし、新天地ではなかなか出番がめぐってこない。

　コンテ監督は「バチュアイの態度やふるまいは素晴らしい。彼は自身のクオリティを高めようと意欲的だ。戦術面でたくさんのことに取り組んでいる」と評価した。しかし、「彼はプレーしたがっているが、ジエゴ・コスタの調子を考えると簡単じゃない。彼は今、素晴らしいプレーをしてゴールも決めているからね」と、出場できない理由を明かしている。

　それでもバチュアイが腐らないことを願っており、「向上するために取り組み続けることが大事だ。彼の時間はいつか必ずくる。それは確かだ」と、チェルシー指揮官は語った。

　ここまでプレミアリーグ10試合に出場しているものの、先発がないバチュアイ。年末年始の過密日程は、アピールのチャンスかもしれない。

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