徳島、J1昇格逃し長島体制は1年で幕。来季はクラブ史上初の外国人監督に託す【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ2も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、8位でシーズンを終えた徳島ヴォルティスを振り返る。

2016年12月28日(水)7時21分配信

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Kazuhito Yamada/Kaz Photography , Editorial Staff
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中盤ではカルリーニョスが攻撃を活性化

徳島
徳島ヴォルティス【写真:Kazuhito Yamada/Kaz Photography】

 J2降格から2シーズン目となる今季は、小林伸二監督(現清水)の下でヘッドコーチを山形、徳島で務めた長島裕明が監督へと昇格。J1昇格を目指したものの9位に終わり、長島体制は1年で終わることになった。

 シーズン序盤から組織作りが進まず、なかなかメンバーを固定して戦うことができずに勝ち点を伸ばすことができなかった。開幕10試合で2勝。シーズン初の連勝は7月まで待たなければならなかった。

 今季大宮から完全移籍で加入したカルリーニョスがシーズン半ばから中盤の底で攻撃のかじ取りを担ってからは、その左足から繰り出される長短のパスから攻撃が活性化されたものの、得点を重ねることができなかったことが上位との大きな差になった。シーズンの得点は46。上位の8チームとはここで差が生まれてしまった。

 来季は新たな監督としてスペイン人のリカルド・ロドリゲス氏が就任する。馬渡和彰、大崎玲央の獲得も発表しており、来たる新シーズンに向けた体制作りはスムーズに進んでいるように見える。

 カルリーニョスを含め、渡大生、大崎淳矢など足下の技術、スピードに優れた選手は揃っているだけに、攻撃の形が作れれば昇格争いにも絡むことはできるだろう。

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