レアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、1月の移籍市場でマドリーを離れることは考えていないと主張した。4日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えている。

　ハメスは”10番”を背負いながらもジネディーヌ・ジダン監督のもとで十分な出場機会を得られず、冬にクラブを離れる可能性も盛んに取りざたされてきた。12月に日本で開催されたクラブワールドカップ決勝でも出番なしに終わった直後には、「マドリーでプレーを続けるという確信は持てない」と移籍をほのめかしていた。

　だが、現地時間4日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグのセビージャ戦に起用されたハメスは2得点の活躍で3-0の快勝に貢献。マドリーで戦い続ける決意をプレーで示すとともに、試合後にも次のようにコメントしている。

「チームにいる全員がプレーしたいと思っている。良くない時期は誰にでもあるものだ。だがこれから、僕にとって新たな1年が始まる。マドリーに残るよ」

　苦難の2016年を終え、最高の形で2017年をスタートさせたハメス。これからマドリーでの状況を変えていくことができるだろうか。

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