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「ほぼ完璧な試合だった」。セビージャ戦快勝を喜ぶジダン、2発のハメスにも賛辞

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス、ジネディーヌ・ジダン
ハメス・ロドリゲスとジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

 現地時間4日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグの試合で、レアル・マドリーはセビージャをホームに迎えて3-0の快勝を収めた。試合後のジネディーヌ・ジダン監督のコメントを、4日付のスペイン紙『アス』などが伝えている。

 2017年最初の試合となったこの一戦で、マドリーは11分にMFハメス・ロドリゲスが先制ゴール。29分にはCKから追加点を奪い、前半終了間際にもハメスがPKで3点目を加えた。連続無敗記録を38試合に伸ばし、ジダン監督もご満悦だ。

「完璧な試合をすることができたので非常に満足だ。特に前半は素晴らしい形でスタートさせ、立て続けにゴールを奪うことができた。後半にもそういう戦いを続けることができた。ほぼ完璧な試合だったし、(前半)45分間はスペクタクルだった」

 FWクリスティアーノ・ロナウドらの”BBC”は出場せず、先発での出場機会の少ない選手たちも起用しての試合となったが、指揮官はそういった選手たちのプレーに賛辞を送った。「(ハメスは)素晴らしい試合をして2点を決めてくれた。彼は重要な選手だったし、それは他の選手たちも同じだ。彼のプレーにも、(マルコ・)アセンシオのプレーにも、(アルバロ・)モラタのプレーにも嬉しく思っている」

「もちろん、ある選手たちよりも別の選手たちの方が重要ということはある」とジダン監督はチーム内の序列についてコメント。だが「我々が望んでいるのは、全ての選手たちが自分は重要だと感じていることを示すことだ。全員が仕事に専念しており、欠場者がいてもあまり影響は感じられない」と述べ、バックアップの選手たちの重要性を強調した。

 準々決勝進出に向けて大きく優位に立ったマドリーは、12日に敵地での2ndレグに臨む。

【了】

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