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ドルト、エース・オーバメヤンへの中国からの”史上最高額オファー”を否定

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに対して中国から巨額のオファーが届いているという事実はないと主張した。クラブスポークスマンのサーシャ・フリッゲ氏がドイツ『DPA通信』に話している。

 移籍市場で猛威を振るう中国のクラブが、ドルトムントのエースストライカーにも関心を示していると報じられていた。チェルシーからブラジル代表MFオスカルも獲得した上海上港が、オーバメヤン獲得に向けて移籍金の史上最高額を更新する1億5000万ユーロ(約184億5000万円)を準備しているとの報道だった。

 だが、クラブはスポークスマンを通して否定のコメントを出した。「ボルシア・ドルトムントはこの件とは何の関係もない。我々は仮定の話を取り扱うことはない」と述べられている。

 この冬の移籍市場ではオスカルのほか、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスも中国行きを選び、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルも天津権健への移籍が発表された。他にも大物選手の中国移籍の噂は絶えない。

 オーバメヤン自身は以前から、いつかレアル・マドリーでプレーするのが夢であることを公言している。ドルトムントを去る日が来るとすれば、やはりマドリーが有力な移籍先の候補となるのかもしれない。

【了】

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