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ミラン、デウロフェウ獲得で合意か。本田の出場機会に影響も

text by 編集部 photo by Getty Images

デウロフェウ
ジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】

 本田圭佑が所属するミランは、プレミアリーグのエバートンから新戦力を迎えることで合意に至ったようだ。伊紙『トゥットスポルト』が報じている。

 エバートンはヤニック・ボラシーの長期離脱が決まった影響でアタッカーの放出に難色を示していたものの、考えを変えた。ロナルド・クーマン監督はジェラール・デウロフェウの移籍を容認する意向だという。

 デウロフェウはバルセロナの下部組織出身で将来を嘱望される逸材だったが、近年は伸び悩みが続いている。2015年にエバートンへ完全移籍し、期限付き移籍の時期も含めれば今季で在籍3年目を迎えている。

 しかし、プレミアリーグでも本領発揮には至っていない。クーマン監督は今季のリーグ戦で4試合しか先発起用せず、合計出場時間は460分に満たない。構想から外れつつあるため退団を認めるようだ。

 ミランの2列目ではスソやエムバイエ・ニアンが主力として起用されており、デウロフェウが加入すれば定位置争いはさらに熾烈なものとなる。また、彼らとポジションが被る本田圭佑はこれまで以上に出場機会を得るのが難しくなるかもしれない。

【了】

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