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マルセイユ指揮官、疑惑の判定に“テクノロジー”で対抗。携帯の映像を見せて抗議

text by 編集部 photo by Getty Images

リュディ・ガルシア
マルセイユのリュディ・ガルシア監督【写真:Getty Images】

 日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユを率いるリュディ・ガルシア監督は、現地時間15日に行われたフランス・リーグアン第20節のモナコ戦で、誤審をしたとされる線審に携帯電話で映像を見せながら抗議をしたようだ。16日に仏メディア『カナル・フットボール・クラブ』などが報じている。

 問題とされているのは、0-2の状況で迎えた24分。マルセイユのFWバフェティンビ・ゴミスがゴールを決めたが線審はオフサイドの旗を上げ、ゴールが取り消された。

 この線審の判定に対してガルシア監督は憤慨。そして同監督は、自身のスマートフォンを手に誤審をしたとされる線審に近づくと、そのスマートフォンで映像を見せながらオフサイドではなかったと抗議。しかし、直ぐにその場へ現れた第4審判によって速やかにベンチに戻された。

 試合後にガルシア監督は、「3-1ではなく2-2の状況で前半を終えるべきだった。フロリアン・トヴァンがファウルを受けたにもかかわらず、そこから開始したカウンターからゴールを決められ、そしてゴミスのゴールが取り消された。それは映像を見れば分かることだ」と述べ、審判団の判定に対して怒りを露わにしている。

 試合は、結局1-4でマルセイユが敗戦。そのマルセイユは、現地時間22日に行われる次節でリヨンとのアウェイゲームに挑む。

【了】

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