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柴崎の移籍に影響は? ”本命”ヘセ獲得を楽観視するラス・パルマス

text by 編集部 photo by Getty Images

ヘセ・ロドリゲス
パリ・サンジェルマンのヘセ・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ1部のラス・パルマスは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスペイン人FWヘセ・ロドリゲスの獲得に迫っており、現地時間27日にも大きな進展が見込まれるという。ミゲル・アンヘル・ラミレス会長がスペインラジオ『カデナ・セール』に明かした。

 ヘセは今季レアル・マドリーから移籍したPSGで活躍を見せられず、冬の移籍市場で故郷のクラブであるラス・パルマスへ移籍する可能性があると報じられていた。一旦は交渉が暗礁に乗り上げたかに見えたが、再び移籍が実現に近づいている模様だ。

「これまでにないほど楽観視している。今ほどヘセの獲得に近づいたことはない」とラミレス会長はコメント。「どうなるにせよ、金曜日にはヘセの未来が決まることになるだろう」と見通しを示した。

 ヘセの移籍先候補にはミドルスブラも挙げられており、同クラブのアイトール・カランカ監督も関心を認めている。ラミレス会長は、「金銭的には彼を欲しがる他のクラブと競うことはできない」と条件面でのプレミアリーグの優位を認めながらも、「選手本人は来たがっている」とヘセ本人の意志がラス・パルマスに向いていることを強調した。

 ラス・パルマスは、鹿島アントラーズのMF柴崎岳の獲得に近づいていると報じられてきたクラブ。ヘセの獲得交渉が難航したことで、“プランB“として柴崎獲得の交渉を再開したとも伝えられていたが、“本命“ヘセの獲得が実現するようであれば柴崎にはどう影響するのだろうか。一方で、ラス・パルマスはすでに26日にクロアチア代表MFアレン・ハリロビッチの獲得も発表している。

【了】

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