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16/17冬の移籍金トップ10。欧州を襲った“爆買い”の猛威。中国人選手もランクイン!?【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

中国から2度目のオファーで移籍決断。“ポッツォ・ファミリーの申し子”

イグアロ
中国の長春亜泰に移籍したワトフォードのオディオン・イグアロ【写真:Getty Images】

■6位:オディオン・イグアロ(ワトフォード→長春亜泰)

移籍金:2330万ユーロ(約28億6590万円)

 欧州主要リーグの移籍市場最終日に中国移籍が決まり、滑り込みでトップ10にランクイン。

 2008年にノルウェーからウディネーゼにやってきたナイジェリア代表ストライカーは、その後グラナダを経て2014年夏にワトフォードへ加入。イタリア人実業家のジャンパオロ・ポッツォ氏が所有する3クラブ全てでプレーしてきた、まさに“ポッツォ・ファミリーの申し子”である。

 イグアロには2016年夏にも中国からオファーが届いていたが、当時は「その時が来れば中国にいくかもしれないが、今はまだ行く時期ではない」と明かしていた。

 昨季のプレミアリーグでは主将のトロイ・ディーニーと強力コンビで16得点を挙げる活躍を見せていたが、今季はリーグ前半戦でわずか1得点と大スランプ。「イングランドでの仕事を全うしたい」と一度は中国からのオファーを断ったが、ついに“その時”が来てしまったようだ。

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