リバプールのロベルト・フィルミーノ【写真:Getty Images】
リバプールに所属するブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、昨年末に飲酒運転により逮捕されたことで罰金2万ポンド(約286万円)および免許停止1年間の処分を下された。1日付の『BBC』など英複数メディアが伝えている。
リバプール加入2年目の今季もプレミアリーグですでに8ゴールを挙げるなど活躍を見せているフィルミーノだが、昨年のクリスマスイブにリバプール市内中心部で酒に酔って車を運転していたとして逮捕された。反対車線に侵入したところを警察に止められ、法定基準を超えるアルコールが呼気から検出されたという。
1日に法廷に出廷したフィルミーノは罪を認め、罰金および免停の処分を受け入れたとのことだ。「このような状況になったことについて、クラブ、監督、チームメート、サポーターに心から謝罪したい。僕のやったことは間違いであり、悪しき前例になることだった」とフィルミーノは謝罪を述べている。
飲酒運転で逮捕される前日には、フィルミーノの自宅に強盗が押し入り、7万ポンド(約1000万円)相当の宝石類などが奪われていたという。同選手の弁護士は法廷で、その事件が精神状態に影響していた可能性についても説明したようだ。
リバプールはフィルミーノに対してクラブ内で処分を加えたことを明らかにしているが、試合への出場を禁じるような措置は取らないとのことだ。
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