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エブラ、古巣マンU復帰に迫っていたが…「僕の復帰を望まない者がいた」

text by 編集部 photo by Getty Images

パトリス・エブラ
元マンチェスター・ユナイテッドのパトリス・エブラ【写真:Getty Images】

 ユベントスからこの冬マルセイユへ移籍したフランス代表DFパトリス・エブラは、古巣のマンチェスター・ユナイテッドへ復帰する可能性もあったようだ。3日に伊メディア『スカイ』に語っている。

 エブラはユナイテッドで8年間にわたって活躍し、2014年夏にユーベへ移籍。今季は出場機会が減少していたこともあって移籍の話が持ち上がり、本人がユナイテッドへの復帰を望んでいるとも報じられていたが、最終的に移籍先は母国のマルセイユに決まった。

 実際に、古巣復帰に向けた具体的な動きがあったようだ。「ユナイテッドへの復帰にかなり近づいていた。(ジョゼ・)モウリーニョ(監督)とも話をしていた」とエブラは明かしている。

 だが一方で、ユナイテッドのクラブ内にはエブラの獲得に難色を示した者もいたという。「名前を言うつもりはないが、ある一人の人物は、おそらく僕の復帰を快く思っていなかったようだ。どうにもならないと分かったから、代理人に別のクラブを探すように頼んだ」

「たくさんのクラブが僕を欲しがってくれていた」と語るエブラだが、マルセイユから提示されたプロジェクトに魅力を感じ、すぐにオファーに応じることを決めたとのことだ。「神様のように扱ってくれた。僕を本当に必要としているということが理解できた」とマルセイユ加入を選んだ理由について話している。

【了】

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