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古巣レアルの”フェアプレー”を信じるモウ。「デ・ヘアが欲しいなら直接話をする」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、自身の古巣でもあるレアル・マドリーがGKダビド・デ・ヘアを引き抜くため水面下で動くことはないと信じているようだ。11日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

 過去にもたびたびマドリーへの移籍の可能性が話題となってきたユナイテッドのスペイン人守護神は、現在もマドリーの補強ターゲットだとみなされている。だがモウリーニョ監督は、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長らを”友人”と呼び、デ・ヘア獲得の取引を行うとしてもフェアな形となることを信じていると主張した。

「彼らは永遠に友人だと言うことができる。友人同士は隠しごとをしないものだし、誠実に付き合うものだ。もしシーズン終了後に私が彼らの選手を欲しいと思ったり、彼らが私の選手を欲しいと思ったりするなら、メディアを通してメッセージのやり取りをすることはない。直接的に話をするだろう」

 デ・ヘアの残留を断言はしないまでも、同選手がユナイテッドで不満を抱えていないことは確かだと指揮官は強調した。「仮定の話については何も言えない。唯一確かなのは、彼が私の選手であり、私が彼に満足しているということだ。彼が私に満足してくれていることも分かっている」

 2015年夏の移籍市場ではマドリーへの移籍寸前まで迫ったデ・ヘアだが、書類手続きの遅延により移籍は実現しなかった。その後ユナイテッドとの契約を2019年まで延長し、現在もユナイテッド不動の守護神としてゴールを守り続けている。

【了】

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