アーセナル先制点の”誤審”を認めた主審、試合中にハルの選手たちに謝罪
2017年02月12日(日)16時12分配信
現地時間11日に行われたプレミアリーグ第25節のアーセナル対ハル・シティ戦で、主審はアーセナルの先制点の場面で誤審があったとしてハルの選手たちに謝罪したという。DFアンディ・ロバートソンが英メディア『スカイ・スポーツ』に語った。
アーセナルは34分にFWアレクシス・サンチェスのゴールで先制したが、本来であれば得点が認められるべきプレーではなかったかもしれない。味方のシュートがゴールライン上でブロックされたボールを押し込んだサンチェスだが、ボールは腕に当たっていたことがスロー映像では確認できた。
ロバートソンによれば、マーク・クラッテンバーグ主審はミスジャッジを認めていたとのことだ。「あれはハンドだった。僕らがハーフタイムを終えてピッチに出てくると、主審は謝罪をしてきて、ハンドがあったと言ってきた。ハーフタイムに確認して、間違っていたことが分かったようだ」
試合はそのまま1-0で推移し、後半アディショナルタイムにPKでもう1点を加えたアーセナルが2-0の勝利を収めた。「0-0でハーフタイムを迎えていれば、いくつか勝ち点を持ち帰ることができていたと思う」とロバートソンは誤審が試合結果に影響したことを強調している。
ハルのマルコ・シルバ監督も試合後には、「アーセナルは不正なゴールを決めた」とジャッジへの不満をあらわにしている。アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督もサンチェスにハンドがあったことを認め、「ハルには同情する。正しい判定が行われてほしいと思う」とコメントした。
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