レアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマは、チャンピオンズリーグ（CL）における通算51点目のゴールを記録し、フランス人選手としては同大会での得点数が歴代最多タイとなった。欧州サッカー連盟（UEFA）公式サイトフランス語版が伝えている。

　マドリーは現地時間15日に行われたCL決勝トーナメント1回戦1stレグの試合でナポリと対戦。開始8分で先制点を奪われたが、19分にはベンゼマが1-1の同点ゴールを奪った。後半にはさらに2点を加えて逆転し、3-1で勝利を収めている。

　ベンゼマはこのゴールがCLにおける通算51点目。モナコ、アーセナル、バルセロナで活躍したティエリ・アンリ氏に並び、フランス人としては歴代最多タイとなった。3位にはダビド・トレゼゲ氏（32点）、4位にはジャン＝ピエール・パパン氏（28点）、5位にはニコラ・アネルカ氏（20点）が続いている。

　アンリ氏に並んだことで、ベンゼマはCL通算得点数の歴代6位タイにも浮上している。1位はマドリーの同僚であるFWクリスティアーノ・ロナウドの96点。バルセロナのリオネル・メッシが93点で続き、ほかにラウール・ゴンサレス氏、ルート・ファン・ニステルローイ氏、アンドリー・シェフチェンコ氏がベンゼマを上回るゴールを記録している。

　今季リーガエスパニョーラでここまで5得点にとどまり批判も受けていたベンゼマだが、CLではこれで4試合連続得点と好調。チーム最多の計5得点を挙げ、大会連覇に向けたマドリーの戦いに大きく貢献している。

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