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「完璧な試合だった」。アンチェロッティ、”1000″試合目を記録的勝利で飾る

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロ・アンチェロッティ
バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 現地時間25日に行われたブンデスリーガ第22節でバイエルン・ミュンヘンはハンブルガーSVと対戦し、ホームで8-0の大勝を収めた。カルロ・アンチェロッティ監督はキャリア通算”1000試合目”を記録的勝利で飾る結果となった。

 今季からバイエルン指揮官に就任したアンチェロッティ監督にとっては、この試合は指導者としてのキャリアで通算1000試合目の采配となる記念試合だった。その一戦を白星で祝いたいとは望んでいたとしても、ここまでの大勝は予想していなかったようだ。

「我々にとって完璧な試合だった。本当に良いプレーができた。私の1000試合目に良いパフォーマンスを望んでいたが、これほどとは思っていなかったよ」とアンチェロッティ監督の試合後のコメントをブンデスリーガ公式サイトなどが伝えている。

 FWロベルト・レヴァンドフスキがハットトリックを達成するなどゴールを重ねる一方で、今季1得点にとどまっているFWトーマス・ミュラーは無得点に終わった。だが指揮官は「ミュラーこそがピッチ上で最高の選手だった。ゴールはなくとも彼がこの勝利の鍵を握っていた」とミュラーのプレーに賛辞を送った。

 アンチェロッティ監督は1995年に母国イタリアのレッジャーナで監督としてのキャリアをスタート。その後パルマ、ユベントス、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリーを率いてきた。1000試合で通算591勝を挙げ、チャンピオンズリーグ優勝3回、国内リーグ優勝3回など計18のタイトルを獲得している。

【了】

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