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ミラン監督、誤審が絡んでの勝利に「残念」。サッスオーロは激怒

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィンチェンツォ・モンテッラ
ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督【写真:Getty Images】

 ミランは現地時間26日、セリエA第26節でサッスオーロに1-0で勝利した。だが、この結果に物言いがついたことにヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は落胆している。伊メディア『プレミアム・スポルト』などで語った。

 苦手としているサッスオーロ戦でミランは22分に先制点を奪った。FWカルロス・バッカがPKを決め、これが決勝点になっている。

 だが、この得点は本来認められるべきではなかった。PKキッカーのバッカは軸足を滑らせてしまい、右足で放ったシュートは自身の左足に当たってからゴールネットを揺らしている。サッスオーロ陣営は抗議したものの、審判団は得点を認めた。

 モンテッラ監督は、「バッカがボールに2度触ったのは明らかだ。ルール的にはサッスオーロの間接FKでリスタートだ」とコメント。だが「PKの蹴り直しが妥当だろう。何人かの選手がペナルティエリアに入っていたからね」と主張している。

 ミラン指揮官は「審判のミスで勝ったことは残念に思う。ただ、審判のミスで負けたときも残念に思うものだ。ただ、今日は行きすぎだった。もっと冷静になるべきだよ」と、ヒートアップしたサッスオーロに落ち着きを求めた。

 サッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は怒りがおさまらないようで、「こちらに不利な出来事が多すぎた。我々に4つのPKが与えられるべきだったがわずか1つだ。審判は十分な能力が必要だよ」「残念だが、我々はミランではないんだ」と語り、悔しさをにじませている。

【了】

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