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南米クラブ練習場に”強盗団”が侵入。選手に銃突きつけ車など奪う

text by 編集部 photo by Getty Images

ゴンサロ・カステジャーニ
ゴンサロ・カステジャーニ【写真:Getty Images】

 アルゼンチン1部リーグのクラブであるデフェンサ・イ・フスティシアの練習場に強盗グループが押し入り、選手たちに銃を突きつけて車や現金などを奪っていく事件が起こった。1日付のアルゼンチン紙『オレ』などが伝えている。

 同クラブのホセ・レンメ会長が語ったところによれば、事件は現地時間1日の朝に発生。午前に予定されていた練習のためにMFゴンサロ・カステジャーニが車で練習場に入ると、すぐ後に続いていた車もゲートを通過し、その車から降りた4人の男たちが選手たちを“襲撃“したという。

「奴らはカステジャーニに銃を突きつけて車を奪った。10人の選手たちから所持品が奪われた。セキュリティー対応はしているが、ゴンサロの車が通過し、後ろの車も別の選手だと考えてしまった」と会長は振り返っている。

 幸い選手やスタッフに怪我人は出なかったものの、携帯電話や財布、宝石類などが奪われたとのことだ。カステジャーニの車はその後練習場の付近で発見されたが、犯人らの身元は特定されていない。

「(カステジャーニの)携帯は見つかっていない。衛星追跡機能が備わっており、警察に位置データが提供されるだろう」とレンメ会長はコメント。「防犯カメラの映像を見て犯人たちの特定に努めたい」とも話している。

【了】

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