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倉田秋、1年8ヶ月ぶりの代表召集。ハリルは変化をもたらすプレーに期待

text by 編集部 photo by Getty Images

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ガンバ大阪の倉田秋【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は16日、ロシアW杯アジア最終予選のUAE戦(23日)とタイ戦(28日)に向けた日本代表メンバーを発表した。

 ガンバ大阪に所属するMF倉田秋は久々の代表復帰を果たした選手の一人。ヴァヒッド・ハリルホジッチ体制初期に行われ、国内組のみで戦った2015年夏の東アジアカップ2015以来、約1年8ヶ月ぶりの代表招集だ。海外組を交えた”ベストメンバー”への招集は初となる。

 ハリルホジッチ監督は倉田の招集理由について、日本代表の他の選手たちとは異なる特徴を持った選手だというポイントを挙げた。「倉田は深いポジションからボールを持って切り込んでいくことができる。そういったタイプの選手はあまりいない」と話している。

 チームが試合の中で戦い方を変えたい局面において、変化をつけられる選手だと考えているようだ。「戦術的な変更において重要だと思う。彼は右、左、真ん中と様々なポジションに動く選手。ボールを持っていないところで加速走ができる選手。チームに何かをもたらすことができる選手だ」

 一方で、「少しボールを持ちすぎることもある」「ポジションニングで色々なところに行ってしまうので、それを修正すれば」とも指揮官はコメント。改善すべき点があることを指摘しながらも、戦術に幅を持たせてくれる存在として期待する様子を見せた。

【了】

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