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クロップ監督、ドイツ期待の若手FWの獲得を熱望。躍進の昇格組で14得点の活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

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RBライプツィヒのティモ・ヴェルナー【写真:Getty Images】

 リバプールはRBライプツィヒFWティモ・ヴェルナーに興味を持っているようだ。16日の英紙『デイリーミラー』は報じている。

 記事によると、リバプールは今シーズン終了後にイングランド代表FWダニエル・スタリッジを放出する予定で、彼の代わりとなる選手を探している模様だ。そこで白羽の矢が立ったのは前線でのスピードが持ち味のヴェルナーだ。

 今シーズンからブンデスリーガ1部に昇格したライプツィヒは、第24節終了時点でバイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位と大健闘している。そんな好調なチームを引っ張っているのは、今夏にシュツットガルトから移籍してきたティモ・ヴェルナーだ。彼はここまでリーグ戦23試合に出場し、14得点を挙げキャリア最高のシーズンを送っている。

 レッズ(リバプールの愛称)は、この21歳のストライカーがユルゲン・クロップ監督の代名詞であるゲーゲンプレス(相手ボールになった瞬間にボールに近い選手がプレスをかけすぐにボールを奪い返す戦術)にマッチすると選手だと分析している。そのためライプツィヒの試合には定期的にスカウトを派遣しているとのことだ。

 ヴェルナーは先月、独紙『キッカー』の取材に対し「私は半年前にチームの主力としてプレー出来るようになって、今では素晴らしいシーズンを送っている。我々はこのクラブが将来どの方向に向かって進んでいるのか分かっている。現在、ライプツィヒでプレー出来ていることは幸せだ」と語っていることから、移籍が実現するかどうかは不透明だ。

【了】

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