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スペイン紙、乾貴士に”満点”評価。待望の今季初ゴールが貴重な決勝点に

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第29節が現地時間の1日に行われ、エイバルはアウェイでビジャレアルに3-2の勝利を収めた。エイバルのMF乾貴士は先発でフル出場し、決勝点となる今季初ゴールを記録している。

 3試合連続の先発となった乾は、前半から意欲的なプレーで攻撃に関与。積極的にシュートに持ち込んでゴールを脅かしたり、相手のハンドやファウルを誘ったりするなどのプレーでエイバルのチャンスを演出していた。

 2-1のリードで迎えた77分には嬉しい今季初ゴールが生まれる。MFドス・サントスへのチェイスでボールを奪って相手ゴール前へ持ち込むと、DFと並走しながらゴール右隅への正確な右足シュートを叩き込んだ。今季は好プレーを評価されながらも得点という結果が出ていなかったが、21試合目の出場でようやく生まれたゴールだった。

 スペイン紙『マルカ』はこの試合の乾に対し、3点満点(0~3の4段階)で3点という最高評価をつけている。2ゴールを記録したビジャレアルのFWソリアーノ、1得点に加えてPKを獲得したエイバルのFWキケと並ぶ評価だ。

 この試合のあと安倍晋三首相がスペイン国王夫妻を迎える夕食会に出席するため帰国し、次節の欠場が見込まれていた乾だが、ビジャレアル戦では今季5枚目のイエローカードも受けた。警告累積により、いずれにしても次節は出場停止となる。

【了】

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