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ケルン大迫、復帰戦を飾ることが出来ず。独紙「フィットしているとはいえなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ケルンの大迫勇也【写真:Getty Images】

 現地時間8日、ブンデスリーガ第28節が行われ日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)と対戦し2-3で敗れた。9日付けのケルン地元紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』はこの試合の様子を報じている。

 記事では、「受け身のケルンは力強いフォーレン(子牛の意味。ボルシアMGの愛称)に対し妥当な敗戦」と題し“104回目のラインダービー”でのケルンの完敗を伝えている。また、「ヨーロッパリーグ(EL)出場権をかけた試合で相手はケルンより勝利を必要としていた。彼らは74パーセントのボール支配率でパスの回数も3倍以上(722本と240本)も上回った」と防戦一方だった試合を総括している。

 これで再びEL出場権争いが混とんとしてきた。フライブルクがマインツに勝利したため勝ち点41となりケルン(勝ち点40)を抜いてEL圏内の6位に入った。また、勝ったボルシアMGは勝ち点を39となり、残り6試合で今後の行方はますます分からなくなってきた。

 このほか記事では、ケルン選手の個人採点も掲載されており、後半から途中出場を果たした大迫には「4」と厳しい評価を付けた。なお、「怪我後、驚異的な早さでカムバックするも、この日本人はフィットしてるとはいえなかった」と低調に終わったパフォーマンスを酷評している。

 また、独紙『Express』は日本代表ストライカーに対し「3」の評価を下した。寸評では「予想よりも早くピッチに戻ってきた。(アントニー)モデストもゴールを決めた」と3試合ゴールのなかったモデストがゴールを決めることが出来たのは大迫のおかげだと、26歳に対し及第点を与えた。(ドイツの採点は「6」が最低で「1」が最高)

【了】

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