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インドネシアに渡った元チェルシーのスター選手、”不法移民”扱いで投獄の可能性も?

text by 編集部 photo by Getty Images

カールトン・コール、マイケル・エッシェン
カールトン・コールとマイケル・エッシェン【写真:Getty Images】

 インドネシア1部のペルシブ・バンドンに加入した元ガーナ代表MFマイケル・エッシェンと元イングランド代表FWカールトン・コールの2人は、”不法移民”として投獄される可能性もあるという。18日付の英紙『ザ・サン』が伝えた。

 今季のインドネシアリーグには、欧州で活躍したスター選手の加入が相次いでおり注目されている。チェルシーで長年プレーしたエッシェンと、チェルシーの下部組織出身でありウェスト・ハムなどで長くプレーしたコールの2人は新天地でチームメートとなった。他にも元ナイジェリア代表のFWピーター・オデムウィンギー、リバプールやユベントスなどでプレーしたマリ代表のMFモハメド・シッソコもインドネシアに渡っている。

 エッシェンとコールは現地時間の15日に行われたリーグ開幕戦に出場し、インドネシアでのデビューを飾った。だが両選手は、この試合に出場した時点で、インドネシアでプレーするために必要な労働許可を取得していなかった。クラブは手続きが間に合わなかったことを認めているという。

 このことがインドネシアの厳格な移民法に抵触し、両者が罰せられる可能性もあるとみられている。罰則は最大で罰金30万ポンド(約4100万円)および禁固5年間と定められているという。

 ペルシブ・バンドンの監督は、エッシェンとコールが罰せられるとすれば不当なことだと訴えた。「彼らはインドネシアの名前を世界に向けて高めたいと望んでくれている。エッシェンがワールドクラスの選手であることは誰もが知っている。不法移民ではない」とコメントしている。

【了】

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