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不振のインテル、異例の声明で監督への信頼を強調「受け入れられない敗戦だが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ステファノ・ピオリ
ステファノ・ピオリ監督【写真:Getty Images】

 インテルは24日、ステファノ・ピオリ監督を続投させる意向を明かした。それでもクラブは現在の不振を深刻に捉えており、25日から合宿に入ることを決めている。

 22日に行われたセリエAでインテルはフィオレンティーナに4-5で敗戦。直近5試合で2分3敗と苦しんでいる。

 5失点して敗れたフィオレンティーナ戦のあと、一部メディアの報道によると、ピオリ監督は辞任を申し出た。だが、クラブ側の説得により思いとどまったとされている。

 周囲が騒がしくなるなか、インテルは声明を出し、25日から次節ナポリ戦までクラブの練習場で合宿を行うことを発表し、以下のように記した。

「フィオレンティーナ戦の敗戦は受け入れられないもので改善が必要である。選手、スタッフ、クラブの全員が良い形でシーズンを終えるために可能な限りの努力をする決意だ」

「ステファノ・ピオリとそのスタッフには全幅の信頼を置いている。彼は難しい時期にインテルの監督に就任し、6ヶ月で素晴らしい仕事をした。クラブは周囲の噂に惑わされることはない」

 インテルは現在、セリエAで7位。目標は引き続き、来シーズンのヨーロッパカップ戦出場に設定している。

 イタリアではチームが低調になると合宿を行うことが定番となっているが、インテルはここから立て直せるだろうか。

【了】

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