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“生涯最後”のタイトル獲得へ。ラーム、ドルト撃破誓う「決勝が最後になれば素晴らしい」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バイエルン・ミュンヘンのフィリップ・ラーム【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンに所属するDFフィリップ・ラームが現地時間26日に行われるDFBポカール(ドイツ杯)準決勝の対ドルトムント戦を前に記者会見で意気込みを語っている。独紙『キッカー』が伝えている。

 今季限りでの現役引退を表明しているラームは、2006年に初めてドイツ杯で優勝を経験して以来、合計6度のカップ戦王者に輝いている。バイエルンがドルトムント戦に勝利すればラームにとって決勝は生涯最後の公式戦となるが、「ドイツ杯決勝が私のキャリアの最後の試合となればこれ以上素晴らしいものはない」と語った。

 バイエルンは準決勝で戦うドルトムントとは今季はこれで4試合目の試合となる。3回目の対戦となった現地時間8日ブンデスリーガ第28節では4-1とドルトムントに大勝した。独メディア『Sport1』でラームは「我々は100パーセントの力で挑まなければならない。2週間前の勝利は意味がない」と話し気を引き締めいてる。

 直近のリーグ戦ではマインツに2-2の引き分けに終わっているが、チームキャプテンは「マインツ戦で起きた幾つかの事を繰り返してはいけない。我々は準決勝でドルトムントと対戦するんだ。これは大きなモチベーションだよ。この試合に大きなモチベーションがない選手は、サッカー選手という職業を辞めた方がいい」と特別な試合になることを強調した。

【了】

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