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シャビの発言は嘘? 「彼は私のことが嫌いだから…」とトッテナム監督

text by 編集部 photo by Getty Images

マウリシオ・ポチェッティーノ
マウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

 トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、元バルセロナのMFシャビの発言に対して不快感をあらわにした。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

 ポチェッティーノ監督は現役時代にバルセロナのライバルクラブであるエスパニョールでプレーし、引退後も同クラブで指揮を執っていた。それだけに、シャビは「敵」だという。

 シャビは先日、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がトッテナムの主力であるMFデル・アリの獲得に興味を持っているだろうと話していた。ポチェッティーノ監督にとっては迷惑な話題であり、次のように述べている。

「彼はバルセロナの選手だった。彼は私の敵だね。彼はバルセロナの人間で私のことが嫌いだから、優勝争いに集中したい我々の邪魔をしようとした。彼のことはよく知っている。選手として何度も戦ったし、監督になってからも戦っているからね」

 ポチェッティーノ監督は、シャビの過去の“悪行”にも触れた。2009年12月に行われたエスパニョールとバルセロナのダービーマッチの出来事だ。

「昨日、ティエリ(・アンリ)がここに来て、彼がレフェリーをだましたときの話になったんだ。彼は倒れた。PKはなかったが、(ズラタン・)イブラヒモビッチがゴールを決めてバルセロナが勝ったんだ。マークしていたのはラウール・バエナで、シャビは倒れて『PKだ』と叫んだ。リプレイを見たら滑稽だったね」

 トッテナムは現在、プレミアリーグで首位と勝ち点4差の2位につけている。シーズン終盤の重要な時期に突如シャビが現れたことでトッテナム指揮官は苛立っているようだ。

【了】

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