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神童、怪物、軽業師…個性豊かな才能たち。U-20世代のタレント名鑑:MF編【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

15歳で代表デビュー。欧州を騒がせた神童

マルティン・ウーデゴー
マルティン・ウーデゴーはオランダのヘーレンフェーンで経験を積んでいる【写真:Getty Images】

マルティン・ウーデゴー

生年月日:1998年12月17日(18歳)

所属クラブ/国籍:ヘーレンフェーン/ノルウェー

 15歳でノルウェー1部デビュー、そしてノルウェーA代表デビュー。数々の最年少記録を塗り替えてきた“神童”マルティン・ウーデゴーは、16歳でレアル・マドリー移籍を決断した。

 EU圏内への国外移籍が可能となる16歳の誕生日を迎えると、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンなど数々のビッグクラブが触手を伸ばしたが、最終的に選んだのはマドリーとの6年契約だった。しかし、18歳を迎えて早くもキャリアの岐路に立たされている。

 2015年にリーガエスパニョーラで、クラブ史上最年少の16歳157日でデビューを飾ったものの、その後トップチームに絡むチャンスはほとんどなく、Bチームから抜け出すことができなかった。そこで今年1月にオランダ1部のヘーレンフェーンへ武者修行に出た。

 オランダでは26試合に出場(2017年5月9日現在)し、ゴールこそなかったものの6アシストを記録するなど、プレーに輝きが戻ってきた。来季はマドリーに戻るか、再びレンタルに出るか決まっていないが、まだ18歳。特大のポテンシャルを本格的に開花させる日は近いかもしれない。

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