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中山雄太、2失点に危機感。課題浮き彫りに「やられてなかったシーンでやられだした」

text by 編集部 photo by Getty Images

中山雄太
中山雄太(写真は柏レイソルでのプレー時)【写真:Getty Images】

 U-20日本代表は15日、U-20ホンジュラス代表とエコパスタジアムで親善試合を行った。90分間の試合では3-2の勝利をおさめている。この試合に出場した中山雄太(柏レイソル)は、試合の中で感じた課題について取材の中で語った。

 試合開始して15分、コーナーキックから小川航基(磐田)がヘディングで合わせて先制。しかし、直後にカウンターから失点する。32分には自陣でボールを失ってからの速攻で逆転弾を許した。その後、PKから1点を返し、62分に久保建英を含む5人を一気に投入した後、コーナーキックから板倉滉(川崎フロンターレ)がヘディングでネットを揺らし再逆転に成功している。結局、日本は3-2の勝利をおさめた。

 中山は最初に「ホントにあれが大会じゃなくてよかったって今は言えますね」と答え、勝利したものの2失点に危機感を募らせた。続けて「ホントに結果として2失点してるんで、そういう部分では見つめなおさなきゃいけないと思います」と語っている。

 見つめなおさなきゃいけない、という点に関しては「球際だったり、一瞬一瞬の、2失点目もそうですけど、そういう部分でやられてなかったシーンでやられだしてるんで、そこはホントに反復じゃないけど、練習からそういう意識を持ってやっていかないといけないと思います。やっぱり決められて感じましたけど、それをホントに本大会でやられなくてよかったなと思うんで、ホントに今日やられてよかったなとしか言いようがないですね。これを機にたぶん今日また見返せればまたレベルアップできるんで、いい準備をしたいなと思います」と、課題を述べている。

【了】

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