【U20】バルサ・デュオが証明した韓国の強さ。“天才”たちの活躍で期待されるW杯のブームアップ

U-20韓国代表は20日、U-20W杯の初戦でギニアに快勝した。これまで韓国国内であまり盛り上がっていなかったW杯だが、バルセロナでプレーする2人の活躍によって風向きが変わりつつある。彼らが口にしてきた自信の裏には、自国開催で求められる結果を残せるだけの確信があった。(取材・文:キム・ドンヒョン)

2017年05月21日(Sun)12時25分配信

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盛り上がらない自国開催のU-20W杯。原因は“天才”への依存か

イ・スンウ
バルセロナに所属するU-20韓国代表のイ・スンウ【写真:Getty Images】

 FIFA U-20W杯グループA第1戦で、韓国がアフリカ代表のギニアを3-0で撃破。初戦を白星で飾った。 緊張のせいか、試合の出だしこそエンジンがかからず、サイドを崩される場面も出た韓国だったが、前半36分にイ・スンウが奪ったゴールから流れが一変し、結局3ゴール差で相手を圧倒した。

 韓国で開かれるFIFA U-20W杯だが、実は国内の盛り上がりはそれほどでもなかった。大統領選挙が重なったことやプロ野球がシーズンの真っ只中であるなどの原因もあったが、広報活動が積極的に行われなかったことも理由のひとつとして挙げられる。

 そのため一般の人の興味を惹きつけるほどのブームアップはされていないのが悲しい現状だった。振り返ってみると、これまでもU-20代表に注目する一般人はそこまでいなかった。本大会で好成績を残す、たとえばグループリーグ突破や、いわゆる“天才”と呼ばれる選手たちの活躍が話題を巻き起こしてから代表の存在感が濃くなってくる。

 そういった意味で韓国でのU-20W杯に対する知名度は後者、すなわち計画的な広報戦略より天才に依存している側面がうかがえる。今大会で言えばFCバルセロナでプレーするイ・スンウとペク・スンホだ。久保建英が帰国を余儀なくされる要因となったFIFAからの18歳以下の選手登録違反による制裁は、彼らにも影響を及ぼした。久保は日本に戻ったが、イ・スンウとペク・スンホはスペインに残り、結局バルサのU-18やBチームまで這い上がった。

 そんな彼らの存在があるからこそ本大会への注目度も高まってきた。バルサでプレーしている2人のプレーを生で、ホームで見られるということだけでわくわくしたサッカーファンが多かったはずだ。U-20韓国代表が合宿を開始した4月10日から、韓国メディアが連日彼らに関する報道を続けたのは、その人気、そして期待の証でもあるだろう。

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