キム・ドンヒョン
1987年生まれ、韓国在住。早稲田大学大学院スポーツ科学学術院スポーツジャーナリズム・社会学修士課程修了。修士論文は『韓国ポータルメディアにおける対日ナショナリズム:「ミニ韓日戦」を中心に』。ワールドカップ、アジア大会、五輪などを現地取材。現在は韓国ニュース通信社『Newsis』のサッカー・バスケットボール担当。KリーグやJリーグを幅広く取材。
韓国代表、憂うべき開催国の痛々しさ。香港戦の観客はわずか1000人、市民の興味は湧かず…【E-1サッカー選手権】
韓国代表は11日、EAFF E-1サッカー選手権で香港代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。大胆な選手起用を試みた韓国は、FC東京に所属するナ・サンホのヘディング弾などで勝利したが、会場に集まった観客はわずか1070人。韓国国内の興味の薄さが目立った。(取材・文:キム・ドンヒョン【韓国】)
北朝鮮対韓国…これ、21世紀のことですよね? 当事者が語る前代未聞の一戦、現場では何があったのか
北朝鮮代表対韓国代表。韓国代表が北朝鮮へ乗り込んでのアウェイゲームという前代未聞の一戦は無観客、中継なしという現代では考えられないブラインドマッチとなった。この一戦を当事者として迎えた人々はどのような経験をしたのか。韓国人記者がレポートする。(取材・文:キム・ドンヒョン【韓国】)
韓国サッカー界を揺るがした「政治」の介入。まさに恥晒し、前代未聞の事件はなぜ起きたのか?
韓国サッカー界が、予期せぬ事態に揺れている。国会議員選挙の候補者がリーグ規定を無視してスタジアム内で遊説を行ったのである。日本では考えられない「政治」のスポーツへの介入。前代未聞の事件はなぜ起きてしまったのか。その背景を韓国在住記者がレポートする。(取材・文:キム・ドンヒョン【韓国】)
韓国代表、ハメスも称えた強さ。コロンビア撃破は「ポジティブの極み」。払拭したアジア杯の失望
韓国代表は26日、コロンビア代表との国際親善試合に2-1で勝利を収めた。これでAFCアジアカップ後は南米勢に2連勝。日本代表に勝利した強豪すらも破り、アジアの舞台で味わった失望を拭い去りつつある。(取材・文:キム・ドンヒョン【韓国】)
韓国代表に至宝が続々…それでも起用できない理想と現実。難航するキ・ソンヨンの後釜探し
韓国代表は22日、日本代表に先駆けてボリビア代表と対戦し1-0で勝利を収めた。この試合には大きな注目が集まっていた。イ・スンウのみならず、イ・ガンインやペク・スンホといった次世代を担うであろう至宝たちが招集されていたからである。だが起用できなかった。長年チームを支えてきた柱が抜け、韓国は理想と現実の岐路に立たされている。(文:キム・ドンヒョン【韓国】)
韓国代表が犯した前代未聞の大失態、監督の能力も疑問。アジアカップ8強敗退の決定的要因
韓国代表は25日、AFCアジアカップ2019の準々決勝でカタール代表と対戦し0-1で敗れた。ソン・フンミンら大会屈指のタレントを揃えた優勝候補の一角と言われながら、まさかの早期敗退。だが、理由は意外にもわかりやすい。韓国は歴史的な大失態を犯していた。(文:キム・ドンヒョン)
韓国代表、後味悪いアジアカップ8強進出。ソン・フンミンよりも重要だった大黒柱とは?
韓国代表は22日にAFCアジアカップの決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、延長戦の末に勝利を収めた。なぜこれほどまでに苦戦してしまったのか。そこで浮かび上がってきたのは、負傷離脱が決まってしまった大黒柱の存在感の大きさだった。(文:キム・ドンヒョン)
韓国代表のすべてを変えたソン・フンミン。アジアカップでも健在、唯一無二のその効果
韓国代表は16日、AFCアジアカップ2019・グループリーグ第3節で中国代表と対戦。2-0と勝利した一戦で輝いたのが、ソン・フンミンだ。所属クラブとの兼ね合いからこの試合からの登場となったエースは、随所に違いを生み出している。(文:キム・ドンヒョン)
韓国代表は「勝つのも精一杯」。2連勝で16強入り決定も…散々な内容に批判が爆発
韓国代表は11日、アジアカップのグループリーグ第2戦でキルギス代表と対戦し1-0の勝利を収めた。これで2連勝となり決勝トーナメント進出も確定したが、世論からは批判が噴出している。それはゴールを奪えないチームの不甲斐なさに対してだった。(文:キム・ドンヒョン)
なぜ、韓国は “最弱”フィリピンに苦戦したのか? 決して悲観的でないが…手痛い2つの代償
1960年大会以来59年ぶりの優勝を目指す韓国代表は、グループステージの初戦でフィリピン代表と対戦した。初戦を1-0で制した韓国だが、大会初出場のフィリピンを相手に思わぬ苦戦を強いられた。韓国人記者が分析する苦戦の要因とは?(文:キム・ドンヒョン)
韓国代表はW杯とは違う。高まる期待、59年ぶりアジア制覇へ復活の要因とは
4年に一度のアジアカップが開幕し、韓国代表は7日に初戦を迎える。ロシアワールドカップにパウロ・ベント新監督を招へいしてから、どのようにチーム作りが進められてきたのか。59年ぶりとなるアジアの頂点を目指す日本の宿敵の現状を探る。(文:キム・ドンヒョン)
韓国メディアが見た日本対ウルグアイ。「圧倒」への驚きと、燃える宿敵への対抗心
日本代表は16日、ウルグアイ代表に4-3で勝利を収めた。誰もが予想しなかったであろう大量得点での勝利を、隣国・韓国メディアはどう見たのか。そこには勝利そのものへの驚きと、アジア最大のライバル関係だからこその対抗心があった。(文:キム・ドンヒョン【韓国】)
韓国はウルグアイをも撃破。始まりはW杯ドイツ戦…かつてない期待と熱狂に包まれる隣国の今
韓国代表は12日、ウルグアイ代表との国際親善試合に2-1で勝利を収めた。ロシアワールドカップベスト8の強豪撃破を後押ししたのは、ファンの存在だった。元世界王者ドイツを破った、あの日から高まり続ける韓国サッカーの熱狂はとどまるところを知らない。(取材・文:キム・ドンヒョン【韓国】)
じゃんけんも負けられない日本戦…韓国が得た最高の宝物。兵役免除とはどれほどの価値か?
アジア競技大会の男子サッカー決勝が1日に行われ、U-23韓国代表がU-21日本代表を2-1で破って2大会連続の優勝を果たした。この金メダル獲得によって、韓国の選手たちは「兵役免除」という特権も手にすることになる。オーバーエイジとして参戦した大エース、ソン・フンミンらにとっても悲願達成となった。(文:キム・ドンヒョン)
韓国、兵役免除まであと2勝。Jリーグで磨かれた牙、ファン・ウィジョが大会2度目のハット
U-23韓国代表は、兵役免除を勝ち取るための金メダル獲得に向けて大一番に挑んだ。27日に行われたアジア競技大会の準々決勝、相手は同世代の大陸最強と目されるU-23ウズベキスタン代表。延長戦までもつれた大熱戦で輝いたのは、またもガンバ大阪でプレーするFWファン・ウィジョだった。(文:キム・ドンヒョン)