なぜ、韓国は “最弱”フィリピンに苦戦したのか? 決して悲観的でないが…手痛い2つの代償

1960年大会以来59年ぶりの優勝を目指す韓国代表は、グループステージの初戦でフィリピン代表と対戦した。初戦を1-0で制した韓国だが、大会初出場のフィリピンを相手に思わぬ苦戦を強いられた。韓国人記者が分析する苦戦の要因とは?(文:キム・ドンヒョン)

2019年01月08日(Tue)11時50分配信

text by キム・ドンヒョン photo Getty Images
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もはや100%の勝利はない時代に

韓国代表
韓国代表はアジア杯初戦でフィリピン代表に勝利。しかし、苦戦を強いられた【写真:Getty Images】

 どんな相手でも100%勝つという時代はもう過ぎ去ったことが、それこそ証明された試合であった。

 AFCアジアカップUAE2019のグループステージC組第1節が現地時間の7日に行われ、韓国代表とフィリピン代表が対戦した。

 結果は1-0。後半22分に決勝ゴールが生まれた。イ・チョンヨンが起点となり、ボックス内に侵入するファン・ヒチャンに縦パス。ここからファン・ヒチャンがゴールエリアにいたファン・ウィジョに折り返すと、反転しながら強烈なシュートを叩き込んだ。

 昨季、年間で33ゴールを叩き込んだストライカーがその威力を遺憾なく発揮した。このゴールを守りきり、勝ち点3点を手に入れた。

 だが、この内容を喜ばしく受け止めることはできない。ゴールが生まれる前までの66分の時間を韓国のファンはイライラしながら見ていたはずだ。

 それこそゴール前までボールを運ぶシーンが足りなかったのだ。ファン・ウィジョがボックス内で俊敏な動きをとり味方からのボール配給を待つも、ボールがなかなかフィリピンの守備を割ってこない。そう、予想外の苦戦が韓国を襲来した。

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