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アイマール、アルゼンチンU-17代表監督就任へ。往年のスター選手が続々入閣

text by 編集部 photo by Getty Images

パブロ・アイマール
パブロ・アイマール氏がU-17アルゼンチン代表監督に就任する模様【写真:Getty Images】

 アルゼンチンサッカー協会は1日、今季スペイン1部のセビージャを率いていたホルヘ・サンパオリ氏をアルゼンチン代表の新監督に任命した。

 また、元同国代表MFファン・セバスティアン・ベロン氏がナショナルチームのディレクターに就任することも明らかになっている。昨年12月に自身が会長を務めるエストゥディアンテスで現役復帰を発表したベロン氏は、コパ・リベルタドーレス3試合に出場し、今季限りで3度目の現役引退となる。

 アルゼンチンメディア『mas deportes』などによれば、サンパオリ新監督とベロン氏は、新たなU-20代表監督にニコラス・ディエス氏を任命するという。同氏は現役時代にホセ・ペケルマン監督が率いたU-20アルゼンチン代表の一員として、1997年のワールドユース(現U-20W杯)制覇に貢献した。

 ディエス氏は現在、サンパオリ監督の下でアシスタントコーチに就任するセバスティアン・ベカセッセ氏の下で働いていた。2人はアルゼンチン1部のディフェンサ・イ・フスティシアでアシスタントコーチと監督の間柄だった。

 他にも1997年のワールドユース優勝メンバーが育成年代の指導者として続々と入閣することになりそうだ。

 U-15アルゼンチン代表新監督にはリーベル・プレートやレバークーゼンなどで活躍した元同国代表DFディエゴ・プラセンテ氏、そして同U-17代表新監督には華麗なプレーで見る者を魅了してきた天才MFパブロ・アイマール氏が招聘される見込みとなった。

 協会の機能不全によって近年はA代表から育成年代の代表チームまで、なかなか結果を出せていなかったアルゼンチン。サンパオリ監督の就任とベロン氏のディレクター就任で改革を進め、かつての強さを取り戻せるだろうか。

【了】

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