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中村航輔、“先輩”川島と東口は「シュートを止める能力が非常に高い」

text by 編集部 photo by Getty Images

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中村航輔【写真:Getty Images】

 日本代表は5日、シリア代表との親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。

 この日から国内組のメンバーが合流し、初招集の中村航輔も参加した。所属する柏レイソルでビッグセーブを連発し、J1第14節・浦和戦でもチームを救う活躍を披露した。柏は8連勝と波に乗っているが、最後尾で獅子奮迅の働きを見せる中村の貢献度は計り知れない。

 合流初日の練習を終え、「やはり慣れていない場所でやっているので、いつものリズムではない。それでも、自分に自信を持ってしっかりやっていきたい」と意気込んだ。

 豊富なキャリアを持つ川島永嗣、東口順昭という先輩GKについてはこう語る。

「ともにシュートを止める能力が非常に高い。すごく勉強になる。やっぱり日頃、間近では見られないけど、このタイミングで見られて良かった」

 そして「自分は自分で何とか負けない様にしっかり頑張りたい」と力を込めた。

 さらに「試合に出た時には、いつも通り結果を追い求めてやろうと思っている」と述べる。柏ではビッグセーブはもちろんポジショニングの良さも目を引く。そのクオリティは、川島や東口にも決して劣っていないはずだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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