アヤックスのピーター・ボス監督【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントの新監督に、現アヤックスのピーター・ボス監督が就任することが決まったと報じられている。6日付の独誌『キッカー』が伝えた。
ドルトムントを率いていたトーマス・トゥヘル監督は、2016/17シーズン限りで退任することが先日発表された。ブンデスリーガを3位で終えて来季チャンピオンズリーグ出場権を確保し、DFBポカール(ドイツ杯)優勝のタイトルも獲得したが、2年間でドルトムントを去ることになった。
『キッカー』によれば、ボス監督はドルトムントと2019年までの2年契約を結ぶとのこと。6日中に本拠地シグナル・イドゥナ・パークにて就任会見が開かれるとの見通しが伝えられている。アヤックスとの契約は2019年まで残しており、移籍金として300万ユーロ(約3億7000万円)が支払われることになるようだ。
ボス氏は現役時代、1996~97年と99年に日本のジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)でプレーした経験もある。その後指導者の道へ進み、母国オランダで複数クラブを指揮。昨年夏には名門アヤックスの監督に就任し、国内リーグ2位およびヨーロッパリーグ(EL)準優勝の成績を残している。
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