ボルシア・ドルトムントは6日、来シーズンからのチームを率いる新監督として、オランダのピーター・ボス氏の就任が決定したことを発表した。

　2015年からドルトムントを率いていたトーマス・トゥヘル前監督は、2016/17シーズンをブンデスリーガ3位、DFBポカール（ドイツ杯）優勝という成績で終えたあと退任を発表していた。ボス新監督とドルトムントとの契約は2019年6月30日までの2年間となる。

　現役時代にオランダ代表でのプレー経験もあるボス監督は、1996～97年と99年には日本のジェフユナイテッド市原（現ジェフユナイテッド市原・千葉）でもプレーした。ドイツのハンザ・ロストックに在籍したこともあり、ドイツ語に支障はなさそうだ。

　99年の市原でのプレーを最後に現役を引退したあとは、母国オランダを中心に複数のクラブで監督を務めてきた。昨年夏に就任した名門アヤックスでは、リーグ優勝こそ逃したものの2位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグではオランダ勢としては欧州の大会で15年ぶりとなる決勝進出を果たしたが、マンチェスター・ユナイテッドに敗れて惜しくも準優勝に終わった。

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