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モナコ監督、ムバッペ引き留めに諦めムード? アルベール大公も残留望むが…

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・ムバッペ
モナコのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】

 モナコのレオナルド・ジャルディム監督は、同クラブに所属する18歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペを引き留めることが不可能だと感じ始めているのかもしれない。フランス『RMCスポーツ』が同監督のコメントを伝えている。

 モナコでの活躍により大きく評価を高めたムバッペに対しては、レアル・マドリーやパリ・サンジェルマンなど多くのクラブが関心を寄せている模様。ムバッペ自身は1日に、自身のツイッターのプロフィールから「モナコ」のアカウントを突然削除し、移籍を示唆する動きではないかとして注目されている。

 ジャルディム監督の発言も、ムバッペが移籍に近づいているのではないかとうかがわせる。「私に限らずどの監督も、最高の選手たちを手元に置きたいと望んでいる。だがモナコのプロジェクトを考えれば、最高の選手たちを置いておくのは必ずしも可能とは限らないだろう」と同監督は述べた。

「彼と話はしていないが、我々が彼と一緒に仕事をしたいと望んでいることは彼も分かっている」とジャルディム監督。「クラブは最も良い決断を下すことになると思う」と話しつつ、その決断がムバッペ残留であるかどうかは明言していない。

 一方で、モナコのアルベール大公はムバッペの残留を信じているようだ。ツール・ド・フランスの初日を観戦に訪れたアルベール大公は『フランス2』のインタビューに対し、「キリアンは残留を望んでおり、我々も彼の残留を望んでいる。現在交渉が行われているが、合意が得られるはずだ」とコメントしている。

【了】

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