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バイエルンCEO、“19歳の至宝”へのオファーを認めるも「何もすることはない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バイエルン・ミュンヘンのレナト・サンチェス【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは同クラブに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスがミランからオファーを受けていることを認めた。16日付けの独メディア『spox』が報じている。

 ルンメニゲCEOはチームがアジアツアーに出発する前にミランのオファーを認めたうえで「何もすることはない」と受け入れないことを示唆している。同メディアでは両クラブの間で移籍金の折り合いがついていないことを指摘している。

 先日、ポルトガル『レコルド』紙が、ミランがバイエルンに所属する19歳のサンチェスに750万ユーロ(約9億7000万円)を支払っての2年間の有料レンタルというオファーを出していると報じていた。サンチェスは昨年夏に、母国ポルトガルのベンフィカからバイエルンへ移籍を果たした。昨年のEURO2016でも優勝に貢献する活躍を見せ、大きな期待を背負ってドイツ王者に加入したが、層の厚いチームで十分な出場機会は得られていない。

 ミランの他にもマンチェスター・ユナイテッドや古巣のベンフィカなどもサンチェス獲得に関心を持っているとみられており、条件次第ではこの夏に早くもサンチェス放出の可能性も噂されている。

【了】

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