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名古屋、“25分間”の試合を制して天皇杯4回戦へ。当初ベンチ外の選手が決勝点

text by 編集部 photo by Getty Images

名古屋グランパス
名古屋グランパスが天皇杯3回戦に勝利【写真:Getty Images for DAZN】

 天皇杯3回戦のヴァンラーレ八戸対名古屋グランパス戦の再開分の試合が2日に行われ、名古屋が2-1の勝利を収めて4回戦へ駒を進めた。

 八戸対名古屋の試合は7月12日にパロマ瑞穂スタジアムで開催されたが、雷雨のため65分の時点でプレーが中断され、58分間の中断を経て中止となった。試合の扱いとしては、中断になった時点から同じスコアで再開され、残りの25分間を戦う形となることが決定された。

 53分に永井龍が決めたゴールにより名古屋が1-0でリードしていたため、再開試合も1-0からのスタート。両チームのメンバーも、原則的には中断時点と同じ選手たちで再開することが規定で定められている。

 だが、名古屋は選手の移籍や負傷により前回の試合と同じメンバーで戦うことは不可能となっており、中断時点でピッチに立っていたメンバーから5人を入れ替えることが認められた。前回の試合のベンチ入り選手だけでは不足したため、ベンチ外の選手からも新たに補充が行われた。

 試合は再開直後の70分に八戸が同点ゴールを奪ったが、85分に名古屋が勝ち越してそのまま2-1で勝利。決勝点を奪ったのは、前回の試合でベンチにも入っていなかったMFワシントンだった。

【了】

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