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本田圭佑の新天地・パチューカ。都並敏史が語るそのレベルと人気の実態

シリーズ:FChan TV text by 浜川絵理 photo by Getty Images

都並敏史
かつて“狂気のサイドバック”として活躍した都並敏史氏【写真:Getty Images】

 フットボールチャンネルの次世代サッカー情報番組『F.Chan TV』。第57回では、日本代表MF本田圭佑が電撃移籍したメキシコのパチューカを特集した。

 ゲストには、“狂気のサイドバック”として日本代表でプレーし、現在は指導者や解説者として活躍する都並敏史氏が登場。南米や北中米のサッカーに精通する都並氏が、本田圭佑の新天地であるメキシコのサッカー事情を語った。

 都並氏は、メキシコのサッカーリーグであるリーガMXについて「非常に年俸が良いので、良い選手がとにかく国内に留まるのが特徴」とし、競技レベルについては「イタリアとかドイツのトップレベルからは少し落ちるけど、人気はもの凄い。良い選手はかなりいます。かなり上手い」と述べた。

 日本ではあまり知られていないリーガMXだが、本田が所属するパチューカは「完全なビッグクラブ。非常に有名で、良いサッカーをしているクラブのうちの一つ」と都並氏。実際に同クラブは2016-2017シーズンのCONCACAFチャンピオンズリーグを制し、年末に行われるクラブW杯への出場も決定している。

 W杯アジア最終予選は佳境を迎え本大会も来年に迫っている今、本田圭佑の活躍は日本代表にとって必要不可欠である。欧州の複数リーグでのプレー経験がある本田だが、南米のクラブは初挑戦。都並氏も「日本では考えられないくらいにすごく盛り上がる」と語るメキシコサッカーにもまれ、本田圭佑は大きな進化を遂げられるのだろうか。

(文:浜川絵理)


※都並敏史氏出演の『F.Chan TV』は以下にてご覧いただけます。

【了】

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